2歳7ヶ月になった子G。2回目の卵白食物負荷試験を受けてきました。
今回は、年齢的にもイヤイヤ期まっさかり。
そんな子Gと私の負荷試験奮闘記です。
2回目の卵白食物負荷試験、判定は中等度〜重度
まずは結果から。
今回2回目となる卵白の食物負荷試験の判定は「中等度〜重度」でした。
現れたアレルギー症状は以下のとおりです。
- 咳
- 鼻水
- 腹痛、下痢
- 発疹
- 皮膚のかゆみ
- 不機嫌
負荷試験についてはこちらで詳しく説明しています。
>>アレルギーっ子G〜2度目の採血と食物負荷試験について
実は、もう少し良い結果になるのではないかと期待していたyomec、、
しかし、こればかりは仕方ない!
以下で詳しく紹介していきますね。
食物負荷試験でわかった摂取可能な量
1回目 | 2回目 | |
年齢 | 1歳9ヶ月 | 2歳7ヶ月 |
目標量 | 1g | 2g |
実際の摂取量 | 0.5g | 2g |
摂取可能量 | 0g | 1g |
症状を知るのはもちろん大切ですが、食物負荷試験の最大の目的は、食べられた量です。
そこで、前回受けた結果と今回の結果を比較してみました。
実施した年齢なども参考にしていただけると幸いです。
1回目(1歳9ヶ月)の結果は0g
1回目の食物負荷試験では、目標が1gだったため0.5gを2回にわけて食べる検査でした。
結果は、1回目の摂取から次の摂取予定時間までの間にアレルギー症状が起こり、大事をとって、0.5gで断念しました。
そのため、摂取可能量0gという結果で、自宅での卵白摂取は解禁にならず、、
卵白のコンタミネーションに怯える日々が続きました。
1回目の卵白負荷試験詳細はこちら
>>【アレルギーっ子G】食物負荷試験、緊張の卵白1回目
2回目(2歳7ヶ月)の結果は1g
今回は年齢も上がり、体格的に成長したので、目標を2gに設定しました。
前回同様、2回に分けて摂取する検査方法です。
今回は1回目(1g)の摂取後に少し鼻水がでていたものの、検査前から鼻水がみられた点や、他症状がない点から、恐る恐る2回目の摂取まで進めました。(拍手)
2回目の摂取後(計2g)時間がたつにつれ、アレルギー症状がどんどんでてきてしまい、先生から見守られながら、薬を飲んだり冷やしたりと辛い時間を過ごします。
結果としては、摂取可能量1gまで進みました!
たった1g、されど1g。
アレルギーっ子にとって0と1は大きく異なるので、うれしい結果となりました。
乳と合わせると4回目の負荷試験。
こん時間が来るとわかっていたけれどやっぱり切ない。
できればやりたくないのが親の実際の気持ちです。
食物負荷試験の1日の流れ
今回の負荷試験の流れを記録します。
- 来院(8:30)
- 診察(9:00)
- 検査①(10:00)
- 経過
- 検査②(11:30)
- 経過
- お昼ご飯(12:30)
- 経過・結果説明と薬の処方
- 帰宅(16:00)
2歳、イヤイヤ期ならではの大変さも伝わるとうれしい( ;∀;)
来院(8:30)
現在、アレルギーをみていただいている病院が、車で40〜60分ほどのところにあるため、負荷試験の日の朝は早い。
7:30までに子Gとわたしのすべてを終わらせるミッションから始まります。
なんてことないだろ、と思われますが、なんたってイヤイヤ期!
なにするにも人の3倍の時間を有します。
寝てる間に入院準備を済ませ、起こしてからは大騒ぎ。
ラムネやYouTubeを駆使して車に乗れたのは10分押しの7:40でした。
検査①と経過
内診や薬のチェック、入院手続きを終えて、検査開始。
持参した茹で卵をDr.から計測してもらい、今回は持参したパンでミニサンドにしました。
なにも知らずにパクパク食べる可愛い我が子をみながら、すでに私の心はつらい(メンタル弱めな母)。
本当は自室でおとなしく経過観察なのですが、2歳男児そんなことできるわけもなく(できる子もいる)、プレイルームを使わせていただき遊んで経過をみました。
先生や看護師もほぼ付きっきりでいてくださり、5〜10分ごとに内診や視診、Spo2計測をします。
このときの症状は鼻水が少しでたくらいでした。
検査②と経過
1回目の検査から1時間弱経過し、問題なさそうなので2回目の検査へ。
同じく1gの卵白入りサンドを食べました。
またプレイルームで様子を見ているうちに、咳、鼻水、耳の裏の赤みが現れ、子Gもなにか嫌な感じを察している様子。
自室に戻って経過を観察しようというところで、一気に全身の赤みや子Gの不機嫌がはじまりました。
ここでアレルギーの薬(アレグラ)を服用。
全身痒く、なぜ痒いのかも、掻いたらどうなるかもわからない年齢のため、全身かきむしって耳からは血がでて、身体中引っ掻き傷だらけに。
続けてアレルギーの薬をもう1包服用。
泣いて抱っこされながら眠りにつきました。
お昼ご飯とその後
寝て起きる頃(40分後くらい)には、少し症状が落ち着き、子Gも恐竜の歌を口ずさむくらいに復帰したところで、昼食をたべました。
親のご飯はでないため、私は子Gが寝ている間にパンを頬張った。
その後は子Gの精神面の落ち着き、タブレットで動画やゲームをして過ごし、検査結果を聞いたのちに退院できました。
病室から車への帰路も、エスカレーターに乗りたい!降りたい!階段登りたい!降りたい!など、通常5分で行ける道のりを20分かけましたとさ。
帰宅後は疲れた様子で、早めの就寝。
その後は何事もなく過ごしています。
今後の課題
今後は、今回の結果をもとに鶏卵卵白1gを週2回ほど摂取していきます。
乳と違って測りにくく、継続が難しいですが、とにかくやっていこうかと。
卵白1gをとれる食べ方や商品については模索中につき、またご紹介できればと思います。
とりあえずは、パスコのスナックパン1/2、または自作ホットケーキ(M全卵使用)を1/40与える方法で次回の診察まで続けていこうとおもいます。
食物負荷試験においていつもありがたいと思うのは、子Gの偏食が少ないところ。
ここに偏食がプラスされたら親の方が音をあげそうです。
食べられるけど食べない子、食べられないけど食べたい子、ほんとに子育ての悩みはさまざまですね。
次回の試験までに食べられる量が増えますように。
イヤイヤ期がおさまっていますように。
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