8/12 バーチャル新潟県選手権の一般・女子・中学生以下の部
毎年5月になると新潟県自転車競技選手権ロードレース弥彦大会が開催される。
私は自転車を始めて今年で6年目になるが、初めてこの大会に出場したのは2年前の事である。
今は同じチームのMGWさんと最終週に逃げをかましたものの、最後の登りで久須美さん率いる後続グループに追いつかれズブズブの11位?12位?だったのを覚えている。
前年度はバカンス in USだったため参加は出来なかったが、今年は実業団に所属したこともあり競技者の部に出場できることを密かに楽しみにしていた。
しかしながらご存知の通り、例のウィルスにより2020年上半期のレースは軒並み中止となり、新潟県選手権も同様に中止となった。
そこでだ。
Finsの店長であるKNTさんが発起人として、有志協力の元でZwiftを用いたバーチャル新潟県選手権が開催される運びとなったのである。
バーチャル県選手権はお盆期間中の8/12, 13の2日に渡って執り行われた。
1日目は一般、女子、中学生以下の部。
実力的には一般で参加したいところだが、私は競技者の部に出るしかなさそうだ。
身内のBG/K2からは唯一マルコが参戦。
他にも39の村山さん、ケニーズのひろしさんやらお知り合いが参加しているためかなり楽しめそう。
参加者リストを見ると他にも強力なメンツが揃っているが、マルコも普段から競技者クラスの面々とトレーニングを重ねているのでワンチャンあるだろう。
実況はKNTさん、バンさん、リュージさんらがぷしゅりながら。
私も嫁CとPC前に陣取り準備は万端。
YoutubeのライブとマルコをTPS視点で応援。
序盤からパワーと心拍を常にチェックしていたが前半から明らかなオーバーペース。
このまま行くと最後まで持たないことはわかっていたが、全力で応援した。
アップダウン区間でみるみる落ちていくパワーを見ながら目頭が熱くなったが、久しぶりのビアと枝豆が旨すぎてどうでも良くなった。
お疲れマルコ。
安らかに眠れ。
8/13 バーチャル新潟県選手権競技者の部
午前中の疲労もありレース前にガッツリ昼寝。
レースは19:30から。
10km程度のローリング区間があるためアップは程々で。
取り敢えず19:00には自転車にまたがりクルクルしてみるが、ちょっとの疲労感。
というか既に身体がビアを求めている。
だって盆なんだもん。
SAGAMIレーシングからは6名が参戦。
競技者の部最大派閥である。
事前の監督からの指示としてはダブルエースであるMGWさん、内山さんをアシストするために常に周りを固めること。
コースレイアウトはWatopia Figure 8の裏KOMを下りきってからスタート。
そしてゴールは2周回後の裏KOM。
つまり勝負どころである登り区間は表KOM、裏KOM、表KOM、裏KOM(ゴール)である。
まずは手始めに表KOMをチーム一丸となりクリアする必要がある。
アシストとしては監督、MNGWさん、ホリサワさん、私。
この4名で終盤までダブルエースの脚を溜めつつ引き連れて行く必要がある。
責任は重大だ。
裏KOMを下りきりKNTさんの合図でレースが始まる。
既に数人遅れている。
特に大きな動きは無く一度目の登り区間である表KOM。
ここは力を残しつつクリアしたいところ。
海底トンネルを抜けるとバンさんが飛び出した。
ぶっちゃけ一緒に行きたかったが俺には重要な役割がある。
登り区間に入ると参加者のw/kg表示が赤くなる。
私も千切れぬように合わせて踏む。
はい。
普通に千切れました。
吐きそうになりながら満身創痍で登り切り、そこから下って組んだ4人パック。
MNGWさん
ホリサワさん
F(t)の大野さん
私
後ろを見るとF(t)のバンさんが2倍で流している。
さらに前年度リアル新潟チャンプであるF(t)のたんのさん等名だたる強豪が
遅れている。
正直酸欠状態で既にぷしゅりたかったが我慢。
2020年も下半期に突入し最も我慢した瞬間である。
なんとかパックの3人についていきたかったが次の裏KOMで普通に千切れた。
恐らく他の3人は千切るつもりなんて毛頭無かったとは思うが普通に千切れた。
こうして私のバーチャル新潟県選手権は終了したのである。
そこからは見学モード。
先頭集団ではりゅーじさん、MGWさん、内山さん、KNTさん、野﨑先生が残っている。
こうなったら新潟勢を応援するしかない。
嫁Cは多分野﨑先生を応援。
というのも野﨑先生は嫁Cの高校時代の体育の先生。
生活指導担当だったとのことでスーパー怖かったらしいが、今となってはサカモトの集まりで普通に話しているのが本人も新鮮らしい。
嫁C曰く、長距離走で生徒を後ろから激励しつつ、腿上げをしながら全員をぶち抜いていく姿が印象的だったらしい。
今とあんまり変わらん。
私はチムメンのMGWさん、内山さんの応援。
乗りながらだと状況がわからないため、その場で自転車を降りて即プシュ。
残りの半周から見学。
上下するパワーを見ているだけでも吐きそう。
いや実際吐きそうだったのかもしれないが。
私とはパワーが違いすぎて「まるで大人と子供ですよ!」状態だった。
多少のテクニックもあるのだろうが、結局のところ登り区間での殴り合いですね。
短時間のパワーを鍛えねば勝負にならないでしょう。
ということで優勝は県外勢の知らん人。
予想通りかなりの盛り上りを見せたバーチャル新潟県選手権。
運営から配信やら初めてのことだらけで大変だったかと思います。
運営に携わった方々はお疲れさまでした。
ミートアップの機能が強化され身内レースが開催しやすくなったとのことですが、これを期にシリーズ化され新潟県以外でも大きな盛り上がりを見せてくれることを期待します。(誰)
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